来るべきドゥルーズ

|
老人はときおりマニュアルフォーカスで撮影しては
ピント・視度やらの確認をする。気まぐれにですが。
下の絵には拡大画像がありますので、見れたらどうぞ。
ピントが"12"にきてますでしょ?



フォクトレンダー ULTRON 40mm てのを使いたくて
とりあえずはフルサイズで自分の基本力能を
チェックするというわけです。ホントのところは。

閑話休題。
絵にある「現代思想12月号」(2008年)は
エポックメイキングであった。
「ドゥルーズは自分でぼちぼちやるから・・」と
買うのをしばらくためらったが
購入後そんな思いは粉砕された。

まずは小泉義之と檜垣立哉の討議、「来るべきドゥルーズ」。
ドゥルーズの位置づけを整理してくれた。
もひとつは日本初訳の『シネマ』翻訳の顛末。

「現代思想12月号」(2008年)という事物と
僕がそれをしぶしぶ(?)買ったという事態は
ジュンク堂での出合い・せめぎあいを繰り返し、
やがて出来事=事件となった。
その経緯にはたしかに
結晶イマージュに似た非知覚的な生成の流れがある、
・・ように思われる。
『シネマ』のそれぞれの翻訳者の熱い語りを
胡散臭く感じはしているものの
僕の「不明」も当然のことながら介入している。

このブログ記事について

このページは、が2010年9月25日 16:30に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「王子の煙突」です。

次のブログ記事は「記号と事件」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.01

photo pages

photos

地上の夜の天使たち