横浜美術館 フランシス・ベイコン

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コレクション展は今日9月4日まで。リンク切れに注意

うーむ。
僕はこれまで横浜美術館に
ベイコンが所蔵されていることすら知らなかった。
横浜では今回、「ポーラ美術館展」が目当てだった。
それを終えた後の通常の「常設展」にあたる
「横浜美術館コレクション展 2010年度」に回ったのだ。
いわゆる「ヨココレ」がすばらしいのは体験済みだが
ベイコンに出会うとは思いもよらなかった。
第3ブースで一瞬、息を飲んだ。



もちろん「きたるべき生物」のことである。
「きたるべき生物」を描きえた例外的な画家として、
ドゥルーズがあげたのがベイコンである。
どうだろう?
あなたは「人間か動物か決められないゾーン」を
この絵に見て取れますか?
ネットで見れるベイコンのフィギュアと比べれば
まともなほうかなあ。体躯は変形が激しいが。

「企画展」に出向いて「常設展」でびっくりするのは
何も今回が初めてではない。
大原で、あるいは石橋、松方でも何度か経験した。

しかしまあ、今回はとびきりだね。
なんせかのフランシス・ベイコンだもの。
(近代美術館にも1枚あるらしい)

化学物質と終始格闘しつつ(ただ逃げるだけだが)
美術館めぐりを強行した3日間で、
びっくり玉手箱をいくつか拾った。
が、ころあいよろしく眼痛がきたので、
今日のところはハイここまで。
第3展示室

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このページは、が2010年9月 4日 11:19に書いたブログ記事です。

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