PSAマーカー
骨シンチの結果が出てから1週間がたった。
問題の「腸骨の硬化像」は
骨シンチを読影した医師の見立てでは
前立腺がんを疑うような所見はなかった。
医療センター泌尿器科で継続して
PSAを監視することになった。
セルニルトンは服用を続ける。
さて、
PSAマーカーでいう4.0というのはカットオフの数値で
それ以下でも前立腺がんはあるのだそうだ。
僕はPSAマーカーはずっと以前(10年くらい前)から
出ていた。
「異常なし」は浮遊するシニフィアンだ。
が、当時は何も指示しなかった。
「異常なし」というけども4.0を超過した途端に
前立腺がんを疑われるのである。
くどいようだけど 0-4.0 はカットオフなのだ。
GOTやGPTなどにいう上限・下限ではない。
今回自分の過去のデータをチェックしてみて
2006年にはすでに3.6まで上昇していたことがわかった。
定年退職して3日後、突如排尿時の激痛があって
泌尿器科にかけこんだ。PSAはやらなかったが
その時点でも今の値(5.3台)が出た可能性はある。
今にして
「異常なし」が指し示すシニフィエを「オーケー」
と取り違えていたことに気付く、という次第だ。
泣き笑い、だね。