ホンマタカシ風味
この手のシャシンをプリントするのはけっこうホネだ。この絵があなたのモニタにどのように出てるかは不明だけど、くすんだスカイブルー、くすんだバイオレットみたいな色、それに日本風のタンジェント。和色なんですな。ホンマタカシ風味じゃありませんか?(笑)こんな絵に使えるのがPhotoshopの特定色域の調整レイヤ。ブルー系、シアン系、マゼンタ系を調整する。青色系にこだわる時にはたとえばシアン系をシアンプラス100、マゼンタマイナス100、イエローマイナス100、ブルー系をシアンプラス40とかいう具合にレイヤをかける。もっとも上の絵にこれを適用するとパステル調になるけど。
特定色域の調整レイヤが真価を発揮するのは、たとえば雲に含まれるマゼンタを抜く・・というような場合だ。エプソンのプリンタを使用する者には不可欠なのだ。逆にいえば、Photoshopさえあれば、エプソンはどのようにもコントロールできる。そのコントローラビリティこそがエプソンのメリットなのだ。